Benからのメッセージ ②
前回からの続き
あんかけスパ食べて、お腹大満足
(ゲフ)
気がつくと、予約時間が迫っている(急げー)
予約3分前にクリニック到着(ホッ)
ここは検診のほかに一般的な内科診療も行っているので、待合室には具合の悪そうな人がいっぱい
あちこちで、ゲホゲホ、コホコホやってる人がいる
んもー
元気なわたしまで風邪をもらってしまいそう…
こうゆクリニックでは、予約時間なんてあってないようなものなので、約束時間から遅れることしばし…
待つ…
待つ…
待つ…
マダデスカー(泣)
そして、ようやく
「Mさぁ~ん、お入りください」
(M本名)呼ばれる
ギギギとシブいドアを開けると、そこには50代とおぼしき白衣の先生が鎮座していた
検査結果らしい用紙をジィーっと見ている…
コッチ向いて開口一番。
Dr.:「Mさぁん、ほらココ。要検査ですねぇ(キッパリ)」
け、けんさですと?
ある程度予想していたこととはいえ、一瞬にして全身に動揺が走る
ずずいと目の前に突き出された結果表の、先生が指差すその先には、「D(要検査)」の文字が!
落ち着け~
落ち着け~
フゥ~っと息を吐いて、気持ちを落ち着けて結果表を見てみる
!!
するとBenの欄に赤い文字
Benがなんですと!
ワシのBenがなにかやらかしましたか?
Benはほぼまいにち出てるんですけどぉ(違)
平たく言えばBenに赤いアレが混じってました、という結果だった
マジか
マジでか…
ついに死ぬのか…
まだやりたいことがあるのに(何?)
泣きそうになるのをガマンしてDr.の説明を聞く
「Mさんのバアイ、Ben2回採取のうちの1回が陽性ですね」
「〇〇(マフラー)からカメラを入れて、腸を観察する検査しましょう♡」
カメラですと?
マフラーですと?
ワシそんなに悪いの?
(動揺すると一人称がワシになります)
ワ、ワシ
いつまで生きられるんでつか?
Dr.に掴みかからんばかりの勢いで聞いてみる
どうやら、Benにアレが混じった結果がでた時にする検査としては一般的なものらしい
しかも、まだ病気と決まったわけではないらしい
ホッ
(でいいのか?)
先生、ワシそんな検査初めてなんですけど、大丈夫でつか?
痛いのにめっぽー弱いんですけど
検査で死ぬってこともゼロじゃないですよね?
(半泣き)
「大丈夫、大丈夫♡」
先生の語尾に、なぜいちいち♡がつくのかいっさい不明だが、系列のクリニックでついに人生初めて、〇〇からカメラを挿入して大腸を検査するという壮絶な経験をすることになったのでした
続きます
さいごまでご覧いただき、ありがとうございます。
Benからのメッセージ ①
先日受けた健康診断(半日ドック)の結果を聞きに行ってきた
わたしの受けたクリニックでは、結果が「異常なし・放置可・継続観察」のどれかに該当する場合、自動的にデータが郵送されてくる仕組みとなっている
それ以外の結果、つまり要検査以上の物騒な結果がでると、郵送では済まされないってことだ
今回、結果が郵送されてこず、直接クリニックへ出向いて直接結果を聞けってことは…
おもいっきり暗雲漂うけど、まずは昼食♪
また来ました!
大都会・栄
なに食べよっかなぁ
ヨコイ…からめ亭…パスタデココ…チャオ…
チャオはこないだ行ったしなぁ
(↑わかる人にはわかる、いずれもあんかけの名店)
悩んだ末に向かった先は…
某ビルの上のほうにある
スパゲティ コモ
あんかけスパの店は、たいがい客の年齢層が高く、店員も以下同文
オサレな名古屋嬢があんかけをズルズルさしてる姿をほぼ見たことない
若いジョシにはウケない味なのかしらねぇ?
この店も、ご多分にもれず客もJJY・BBAの寡占状態で、店員もそれ以上のハイレベル…
そして特徴的なのがランチ
ひとつ皿の上に、スパとご飯が混在するカオスな状態
ご飯にソースが染みてエェやん、という境地にはまだ達してないのでランチはパス
この日のサービスメニューを注文した
あとから来たオサーン客が
「ランチのご飯なし、ソース多め」
とオーダーするのを聞き、その手があったか!と思わず膝を打つ
さらに別の客が「シガツ!」と元気に注文してたけど、そんなメニューにあったっけ?
シガツ?四月?マサカネ
これもまた常連客による派生メニューかしらん?
あんかけスパは、カントリーとかミラネーズ、シシリアンあたりがどの店でも見かける鉄板メニューだと思うけど、シガツは見たことないなぁ
なぁんて思っていると、サラダ登場
サービスメニューにはサラダがつくのでR
メイン到着前にドン!と置かれる
フレンチドレッシングは苦手なんだけど、選ぶ余地がないのでがんばって食べる
注文からおよそ5分でメイン到着
あんかけスパは、ゆであげ麺ではなく、あらかじめゆでた麺を注文から油通しして提供されるので、その出来上がりまでのスピードは速い
そのかわりカロリーはおそろしいほど高い
ダイエットには…(略)
ピカタ(650エソ)
画像では伝わらないと思うけど、チャオのジャンボ(480g)を凌駕するボリューム
ふんわりたまごをかき分けてみると、あまりの麺の多さにひるんでしまうほど
ソースはヨコイともチャオとも違う、その絶妙な味加減
全部食べられるかしら、という一抹の不安があったのに、アッちゅーまに全量完食
(ゲフ)
ソース多め、は注文し忘れたはずだったけど、その余りある量に終盤でも足らなくなることはなかった
たいてい、あんかけスパの店では普通盛で800~900エソくらいが相場だと思うけど、この量でこの価格は破壊的
そして味のほうもインパクト大
いいよなぁ~あんかけ
しかもチェーン展開でない店って、より「B級感」があって、なおさら大好き
名古屋ウィメンズでナゴヤへお越しの際、あんかけを食べたくなったらココどぉですか?
Benの話はいっさい出てこなかったなぁ
次回に続く
さいごまでご覧いただき、ありがとうございます
いびがわに向け30k走
いびがわまであと25日
丹後からフルに向けた練習ができる日にちが限られていることや、コースの特徴(坂ばっか)からPB更新は望めそうにない
でも、これまで4回参加して4時間切れなかったことはないのね…
スゴイネ、過去のわたし…
ということで(どゆこと?)いびがわである程度走れるようになるため
〇 スピード強化
〇 スタミナ強化
〇 坂トレ
を目標に、取り込んでいる(つもり)
実は10月5日に第1回目の30k走を実施
結果…
30.01km 2:53:57(平均5:48/km)
どょ~ん
サブ4ペースで走れてない…ガックシ
やっぱり、ウルトラの疲れはどんよりと残るのね(言い訳)
満を持して第2回目実施
日差しはあるものの、気温は21.1°ですってよ
走りやすくなったなァ
結果
さいきんお気にいりの新川・庄内リバーコースwith庄内緑地
坂、一切ナシ(河川敷だもの)
庄内緑地でお祭りをやってたみたいで、人がわんさか居た
チビッコやのんびりサイクリングの人と接触しないよう必死
左右に避けながら走ると疲れる
なんとかサブ4ペースで走れてるけど、全っっっっ然余裕ナシだわ(汗)
(自販機給水ストップ1回アリ)
どーしましょ、いびがわ
ひとまず、1200kcal以上消費したから、アイス食べて考えよぅ
シャトレーゼの「しっぽまであん」
名前に偽りなし
しっぽまでアンコたっぷり(嬉)
きょうの気づき
〇 給水は早め多めにとったほうが調子よし(自分比)
〇 走りながらアミノ酸飲むのタイヘン
〇 左脚で踏み込みギミで走るとペース上がる
〇 でも接地バランスの左右比をみると、右が若干強めなのが不思議
〇 疲れてくると、突っ立って走ってる
〇 疲れてきたらお腹を意識して前傾してみると速度があがる
〇 ときどき大きく息を吐くとラク
いびがわまでに、あと2回、30kできたらエェなぁ
アクセス解析を見ていて気づいたこと
はてブロに転居してまだ数日
まだまだ使いこなせてはいないものの、アクセス解析が自動でついてるのがわかった
確かfc2だと、なんか小細工する必要があっって、メンドーだったような…
なーんもしない(初期設定のまま)でアクセス解析が見れるなんてステキ♡
不精な(というか、PCオンチ)のわたしにはありがたき配慮!
さいきん、ブログ村以外からのご訪問客様が徐々に増えてきた感あり
というのも、読者が〇人、というのがわかるんだけど(はてブロID持ってる人限定?)なんしか日々増えてるノダ
なぜ?
よくわからんが、カテゴリ登録したからかな?マナカナ
その読者様ってのが、大学生だったりファッション系のブログ書いてる人だったり…ランナー以外の人が多い(てか、ほとんど)
だ、だいじょうぶか?
走ること(それも100kレースというほとんどの人には興味のない世界)とか、(北)名古屋人の日常とかを勝手に書きなぐってるだけだけど、大丈夫だろうか?
まぁえっか
でね、あることに気がついた
ある日、ある特定のブログを経由してご訪問していただいた方がいたのね
特定のブログというのは
ご本人の許可を得てないのでアレだけど、
アゴヒゲ魔人のお〇っとーさん
で、お優しいことに、わたしのブログが右端の「友達ブログ」のとこにちゃんと載せてあって…
しかも旧タイトルじゃなくて、ちゃんと新しいほうの引っ越し先(つまりココ)のリンクが貼ってあるの
コレ見て、感激した!
誰ょ?
見た目が怖い!とか言ってる人は?
あざいお市マラソン2018レポ(スタートまで) - だ☆もんですから!!
わたしは
細ゃか~なご配慮のある、やさすぃおっ〇ーさんに感激したのでした
さいごまでご覧いただき、ありがとうございます
丹後ウルトラ2018 良かったことダメだったこと
参戦記がゴールまで書けて満足満足…
…でもね、ここまでだと「やりっぱなし」なんだよね
良かったこと悪かったことをちゃんと洗い出し、検討し、生かしていかないと、次につながらないから
つ つぎ?
あるのか?
笑
*****
《良かったこと》
〇 計画的な補給
10kごとにBCAA、20kごとにBCAA+グルタミンを補給
さらに糖質として10kごとにジェルを1本準備した
ジェルはエイドでの補給状態によって柔軟に変更
終盤までバナナを食べることができたので、ジェルの消費は結局5本だった
エネルギー切れを感じることはなかったし、わたしの場合、ウルトラでは胃の内容量の30%程度満たされた状態が一番走りやすいので、その状態が維持できるような補給ができた
〇 暑さに強かった
この日の最高気温は28°(yahoo天気による)
31°だったという情報もある
終日曇りだと思っていたのに日差しを感じる時間帯も多くて汗をたくさんかいた
でも暑さに強いのでさほどさほど苦にならず
真夏の暑い中、練習した成果が(多少)でた
ただし過去の経験上、34°以上はアウト!
秋ウルトラで34°はないかな?まなかな
〇 30kまで理想的
およそ30k地点の第1関門をまずは開始から3時間10分経過の7時40分に通過することを重視していた
今回はここを7時34分で通過
30kまでのレース展開は理想的だった
〇 コースが把握できてる
まぁ、5回目ともなると、ね
次はここ行って、あそこ行って、というのが(さすがにモノ覚えが悪いわたしでも)わかる
そうなると、見たこともない坂や予想外のトンネルにとまどうことがない
さらに、コース上のキレイなトイレの位置が把握できてること
ここ重要
このトイレをスルーしても、次はあそこがある。計画的にトイレ(?)ができる
女子にとってキレイなトイレは死活問題なんです(大げさ)
〇 必要荷物が厳選されてきた
以前チャレ富士では容量10kgのザックを背負い、いろんな荷物を詰め込んで走ったこともあったっけ(トレイルでもないのに)
レインパーカ、から揚げ、饅頭、ソイジョイも持ってた…
今は、レース中になにが必要でなにが不要かの判断ができたため、荷物が厳選されてきたように思う
荷物預けも弥栄庁舎の1ケ所で必要十分
シューズやウェアを途中で替えたりもしないので、ドロップバッグがスッカスカだった
〇 エントリすること自体が暑い時期のモチベーション維持
ことしのように、クッソ暑い中練習するにはそれなりのモチベーションが必要
わたしの場合「速くなりたい」とか「持久力維持~」とか柔らかくてふわっとした目標では走る動機づけにはならんのじゃ(ゴルァ)
やっぱり秋ウルトラをエントリしていると、クッソ暑い中でも走らざるをえず、結果として走り続けることの動機づけとなっている
あら、あなた。ヤセるために走り始めたのでは?
そりゃそーなんだろうけど、それだけだと、意志がヨワヨワなのでサボってしまいがちなのだ…
《悪かったこと》
〇 坂がダメ
もぅね。坂のダメダメっぷりがハンパなかった
実を言うと、7月8月はトレッドミルでの練習が中心で、坂トレがほとんどできてない
坂は嫌いではないし、なんとかなるっしょ、と思っていたが、これが大誤算
復路の七竜峠から碇高原の坂は、からっきし走れずダメダメだった
当然のごとく、ペースダウンの原因となった
〇 50k以降の大幅ペースダウン
前半5時間半、後半7時間…
後半、遅スギですゃん…
後半をせめて前半+1時間で走らないと…
〇 暑さ対策不足
「暑さに強い」という項目と相反すると思われるが、強いというのと対策不足はもろ刃の剣
暑さに強いぜ!と調子こいてるあまり、暑さ対策は手抜きほうだい
以前、暑さ対策として購入した日本兵キャップ、アレのひらひら部分が洗濯してからどっかいっちゃったんだよなぁー
どっかに仕舞い込んだみたいで見つからない
今回も、アレの必要性にはうすうす気づいてはいたものの「ま、いっか」とテキトーに考えてしまったのだった
あと、後半はネッククーラーにボトルの水をかけ、首筋を冷やすようにしたんだけど、これはやっぱり序盤からこまめにおこなっておくべきだった
気づいてないけど熱中症もしくは脱水状態(の手前?)だったかもしれない
〇 スマホ持て
軽量化のため、スマホは持たない
途中で自分や他の選手のアプデも見ない
SNSも見ない(キリッ)
これはコレで「ひとりウルトラの世界にどっぷり」って感じがして大好きなのだけど、オットが同行してくれてる以上、スマホ携帯は義務かな、と…
結果、ゴールで何時間も待たせることになってしまってしまい、通信手段のない時代ならまだしも、音信不通はダメだわ
使えるモン(スマホね)は使わないと、という気持ちになった
〇 休みの確保
今レース前の8月、休みの許可が下りないかも!の大ピンチ遭遇
てっきり休みを確保したつもりだったが、確認不足だったため確保できてなかったらしい。。。
同僚に頼み込んで休みを交代してもらい、コトなきを得たが、宿→休みの確保はエントリ云々はあとで考えるとして、早期に手を打っておく必要あり、と再考した
《これから》
これからって?
次はあるのか?
万一、来年以降、丹後を走ることになった場合の覚え書き
〇 後半対策
碇高原以降、脚の裏側の筋肉(ハムとかフクラハギ)が張ってしまって、思うように走れなかったことでペースダウン
カフェインでは爆発的な回復はせず(アタリマエ)
こうなると、後半も走りきれる脚筋力が必要となってくる
50kから先の筋力向上って…50k以上の走りこみ?マジカ
もしくは2日つづけてのロング走か?マジカヨ
もしくは脚筋を筋トレで追い込んでからの~ロング走?
トレッドミルだけで、ある程度までなら走れる(今回実証)
それ以上をとなると、坂を含んだ超長距離走が必要となりそうだなぁ
(遠い目)
フルのシーズン中であっても数回、遊びのようなマラニックでもいいからロング走をやってウルトラ筋の養成をしたい
冬でもウルトラに向けて貯筋にハゲむ!
丹後は、開催時期が9月なので暑い時期のトレーニングを必要とするものの、比較的タイムの出やすいコースと思う
(個人の感想です)
イメージだと…
野辺山>>>>>飛騨高山>丹後
かなぁ…
9月の暑い時期に、野辺山や飛騨高山を走ったら…それこそ…死ぬわ…
そこで、丹後で目指したいタイムが(実は)ある
目標は100kトータルでキロ7で走ること
すると、ゴールタイムが11時間40分
ゆ、ゆめのようですな
ガンバロ
〇 タイタンについて
べ、べつにね
タイタンなんてね、
最初っから目標としてきたわけでなし
結果として、5回完走と言う結果はある
あと…のこり5回かぁ
タイタンとして走れるのは(最短で)11回目だから、〇歳だね!
疑いようもなく、エェ歳だね!
それまで100kレースを走り続けることができたら…これまで、なにひとつ自慢できない人生を送っとるけど…
多少は誇りをもてるのかな
そのためには…まずは6回目を…がんばるカモです
さいごまで読んでいただき、ありがとうございます
2018丹後ウルトラ 参戦記5〔第4関門 丹後庁舎からゴールまで〕
丹後庁舎に到着したとこから
〔ラップ81k~90k〕1:25:36
丹後庁舎到着が午後2時半ころ
最終関門をクリアして、あと残り15kで4時間ある
ここで完走を確信
野辺山だとまだまだ油断できないと思うが、コースを把握できている丹後なら大丈夫
丹後庁舎ではつみれ汁をいただいた
いつもなら大好きな魚のすり身だけど、なんか魚の匂いがキツく感じられたので具の部分はいただかず、ネギとお汁だけいただいた
味覚が変化してるのかなぁ
ウルトラ川柳を一句、と(途中まで)考えてたけど、退化したアホ脳ではなんも思いつかない
(残念)
60kの部と合流すると、見栄と意地パワーがブーストされる
ワシなんてさぁ、40kくらい余分に走ってんの
わかるぅ?
(意地くそ悪い)
軽快に(自分比)60kランナーを抜き去ってはみるものの、すぐに抜き返されてはヘコむを繰り返す
でもね、丹後は終盤60k選手とずーっと一緒だから心強いと思うんだわ
共にゴールを目指す戦友というか
飛騨高山だと、一瞬一緒のコースを走るんだけど、すぐに100kの部は切り離されラスボス峠に誘導されてしまうんだよなぁ
そんなことをブツブツ考えていたら、ヘヘッと思い出し笑い
周りのランナーが引いてた(気がスル)
のそのそ走ってる激遅ランナーが、へへっと笑ってたら、そら怖いと思いますわ
間人(たいざ)の街に入ってきた
間人の街は応援の人が多いし、それなりに大きな街なのでもうじきゴールかと勘違いしがちだが、再度海岸線沿いのルートに連れ戻されるからまだまだ気を抜いていてはいけない
軒先のおばーさんが懸命に応援してくれる姿にまたまたナミダが…(略)
〔ラップ91k~ゴール〕1:19:55
90k越えたし、そろそろオットはアミティに向かってくれたかなぁ♬
(とっくに着いてます)
夫婦だから、いちいち言葉で伝えなくてもワシの位置くらいわかるよね♬
(絶対に伝わりません)
三津ロードパークエイドでは、おしるこをいただいた
あんこが甘くてうま〜ぃ
あんこの国(ナゴヤ地方)から来たワシとしては、もっとあずきばっかしドンブリ一杯食べたいと思った
あくまでイメージ
あんこはダンゼンつぶあん派!
固形物がとれてるから、きょうも大丈夫、そう思った
ゴール後、なぜかキツイ吐き気に見舞われるわけだが…
琴引浜まで戻ってきた
日差しがいつのまにか夕方っぽくなっている
晴れて良かったとココロから思った
2年前なんて、この区間は豪雨のイメージしかない
暑いなんて文句言ってたら、バチあたりそう
今までマラソン大会なんて、開催されて当たり前だと思っていた
それが、去年の開催中止を経験し「そゆこともあるんだ」と悟った
1年の丹後ロスを乗り越え、ようやくここまで帰ってきた
走れるだけで幸せ
走らせてもらえることに感謝せねば
本日3回目の浅茂川漁港を右手に見て、左に折れたらラスボス坂だ
飛騨高山のラスボス峠とは規模も距離も全然違い、標高差も100㍍未満に違いないのだが、この最後の坂が全然走れない
トボトボ進むと、いよいよ距離表示が5→4→3…と減っていく
本当にもうあとちょっとのはずなのに、もどかしいくらい減っていくのが遅い
進むのが遅いから仕方ないけど、丹後のラストを味わいつくしてると思えばいっか
そしてことしはこれ発見
これ見ると、帰って来たなぁ、とシミジミ思う
画像は借り物
地元の皆さんとハイタッチ
すでにゴールした選手の皆さんともハイタッチ
あぁこの瞬間がスキだ
ようやくアミティが見えてきた
オットはどこにおるんかな?
こゆ時、いっつもタイミング悪いから、どっか行ってるのと違うん?
「Mさん、おかえりなさーぃ」
MCに名前を呼ばれた
きょうも無事に帰って来た
目標タイムはオーバーしてるけどなぁ…
まぁえっか
最終カーブを曲がると
「◯◯!(本名)」
「◯◯!(本名)」
「◯◯!(本名)」
名前を連呼…
え?なに
オット?
(そうです)
急に呼ばれて驚く
(アンタが待っとけと言った)
え?間に合ったの?
(もちろんです)
あとで聞くと、ワシはなんかそーとー勘違いをしてたみたいだが、オットはちゃんとゴール付近で出迎えてくれた
オットにゴールを出迎えてもらうのは初めてで、いろんな感情が吹き出して(もちろん)涙腺崩壊
きょうイチの変顔で
5つめのメダルをいただいたのでした
参戦記 完
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
2018丹後ウルトラ 参戦記4〔第3関門 碇高原管理事務所から第4関門 丹後庁舎まで〕
70kの通過がスタートからおよそ8時間半
午後1時ころ
〔ラップ71k~80k〕1:14:45
今回、碇高原にはドロップバッグを預けなかった
これは、今回はじめての試み
弥栄庁舎から碇高原まで距離にしたら20k弱だし、弥栄でしっかり荷物の補充ができたら碇は不要じゃね?と思ったのだ
実際、飛騨高山では100kの部でも荷物預けが丹生川支所の1ケ所だけだし
荷物があると、どうしてもアレ見たりコレしたり…と時間を使ってしまいがち
なので時間短縮のためにも、碇の荷物預けは「最初っからないもの」として今回は臨んだ
荷物を素早く出すためゼッケンを確認していたボランティアさんに「荷物ありませーん」と大きな声で伝え、そのまま飲食コーナーへ
確かここだった覚えだけど、そうめんが提供されてた
それが、なんか、山盛りになってんの
あくまでイメージ
残すと叱られると思ったし、全部はとても食べれそうにない量にみえたので、
ワシ:「食べられないので、半分でいいんですけど…」
と、切り出すと…
ボラ:「いいのいいの。食べれるだけ食べてって」
マジかっ
ここでも地元の方の優しさに触れ涙腺崩壊
自分から沁みでた塩味の効いたそうめんをすすったのでした
ここからおよそ10kは直線的な下り
脚の裏側の筋肉がガッチガチに固まって言うことを聞かない
それと、足裏のマメも痛い
せっかくの下りなのに、まったくペースが上がらない
下りで歩いてしまうのもモッタイナイのでゆるゆると下っていく
この下りで、さらに足マメが育った感触があった
ここで思いついた、ひとつの妙案
ワシって賢い!
いつもマメができたら針で穴あけて潰すよね
↓
中の液体を出してしまえば、かなり痛みは軽減できるよね
↓
そうだ。液体がたまって圧迫するから痛いんだ
↓
じゃぁ、潰して水を出したらエェやん
そうひらめいた
これでラクになれる、そう思った
次に、なんとか走りながらマメをつぶす方策は…
あった!
これしかない
ここまでマメのできた痛いほうの足(左)にはできるだけ負担をかけないようそろりそろりと走ってきたが、爆発的な力を一気に加えたらその圧力で穴があいて水が排出されるんじゃね?
靴下は多少濡れるかもしれんけど、この際痛みをとるほうが先決だ
下りの勢いを使い、渾身の力を振り絞って左足をおもいっきり踏み込んだ
えい!
結局、マメは破裂するどころか、かえってその圧力により面積が拡大化しただけで、問題解決には至らず、むしろ痛みが増幅したのでした
よく考えたら、ね
足の裏に体重がかかり摩擦が発生し続けた結果、こぅなったんだからさ
足の裏踏んづけたって、マメが破裂するはずないよね
ただ痛い思いするだけですガナ
ふつうの思考回路ならすぐに思いつきそうなモンだが、食べることと走ること以外は退化したウルトラ脳だと正常な判断もままならない
よ、よけいなことは、もぅしない…
できるだけ、マメを悪化させない方向でゴールまで共存しようと思った
縦貫林道左待避所エイドは、元気なおば様ボランティアが活動しているエイド
ボラ:「ぐわ来た、ぐわ♡アンタ3人目かいな?知らんけど」
知らんてなんやー(笑)
ことしも歓待してもらって元気出ました
淡々と下って海岸線に出た
筆石エイドでバナナを食べていると、ひとりのおば様ボランティアがわざわざテントの外に出てきた
ナンダロウ?
ボラ:「この黄色いTシャツ、毎年来てくれてる人たちやなぁ。ありがとなぁ~」
ガシガシ(握手)
え?そんな~アリガトだなんて
覚えてくれてるんだなぁ
こんな大勢の選手が通るのに
「こちらこそ、毎年ありがとうございます」
嬉しくてここでも涙腺崩壊
…というか、後半にいたっては…
だれやねんとハイタッチして泣
ロボ子さんが車で応援してくれて泣
去年の大会中止を思い出して泣
キレイな海岸線が見えては泣
…いちいち泣いてたのでペースが上がらなかった
(言い訳)
この辺りで本格的に暑さを感じ(遅)、氷のあったエイドでは氷をもらって手に持って走った
首を冷やしたり手のひらを洗ったり
ちょっと暑さに気がつくのが遅スギた感あり
80k通過が午後2時15分ころ
つまりオットがアミティに到着したころ、ワシはゴールまでまだ20k以上の、屏風岩のあたりをウロウロしていたのでした
続きます