2018丹後ウルトラ 参戦記5〔第4関門 丹後庁舎からゴールまで〕
丹後庁舎に到着したとこから
〔ラップ81k~90k〕1:25:36
丹後庁舎到着が午後2時半ころ
最終関門をクリアして、あと残り15kで4時間ある
ここで完走を確信
野辺山だとまだまだ油断できないと思うが、コースを把握できている丹後なら大丈夫
丹後庁舎ではつみれ汁をいただいた
いつもなら大好きな魚のすり身だけど、なんか魚の匂いがキツく感じられたので具の部分はいただかず、ネギとお汁だけいただいた
味覚が変化してるのかなぁ
ウルトラ川柳を一句、と(途中まで)考えてたけど、退化したアホ脳ではなんも思いつかない
(残念)
60kの部と合流すると、見栄と意地パワーがブーストされる
ワシなんてさぁ、40kくらい余分に走ってんの
わかるぅ?
(意地くそ悪い)
軽快に(自分比)60kランナーを抜き去ってはみるものの、すぐに抜き返されてはヘコむを繰り返す
でもね、丹後は終盤60k選手とずーっと一緒だから心強いと思うんだわ
共にゴールを目指す戦友というか
飛騨高山だと、一瞬一緒のコースを走るんだけど、すぐに100kの部は切り離されラスボス峠に誘導されてしまうんだよなぁ
そんなことをブツブツ考えていたら、ヘヘッと思い出し笑い
周りのランナーが引いてた(気がスル)
のそのそ走ってる激遅ランナーが、へへっと笑ってたら、そら怖いと思いますわ
間人(たいざ)の街に入ってきた
間人の街は応援の人が多いし、それなりに大きな街なのでもうじきゴールかと勘違いしがちだが、再度海岸線沿いのルートに連れ戻されるからまだまだ気を抜いていてはいけない
軒先のおばーさんが懸命に応援してくれる姿にまたまたナミダが…(略)
〔ラップ91k~ゴール〕1:19:55
90k越えたし、そろそろオットはアミティに向かってくれたかなぁ♬
(とっくに着いてます)
夫婦だから、いちいち言葉で伝えなくてもワシの位置くらいわかるよね♬
(絶対に伝わりません)
三津ロードパークエイドでは、おしるこをいただいた
あんこが甘くてうま〜ぃ
あんこの国(ナゴヤ地方)から来たワシとしては、もっとあずきばっかしドンブリ一杯食べたいと思った
あくまでイメージ
あんこはダンゼンつぶあん派!
固形物がとれてるから、きょうも大丈夫、そう思った
ゴール後、なぜかキツイ吐き気に見舞われるわけだが…
琴引浜まで戻ってきた
日差しがいつのまにか夕方っぽくなっている
晴れて良かったとココロから思った
2年前なんて、この区間は豪雨のイメージしかない
暑いなんて文句言ってたら、バチあたりそう
今までマラソン大会なんて、開催されて当たり前だと思っていた
それが、去年の開催中止を経験し「そゆこともあるんだ」と悟った
1年の丹後ロスを乗り越え、ようやくここまで帰ってきた
走れるだけで幸せ
走らせてもらえることに感謝せねば
本日3回目の浅茂川漁港を右手に見て、左に折れたらラスボス坂だ
飛騨高山のラスボス峠とは規模も距離も全然違い、標高差も100㍍未満に違いないのだが、この最後の坂が全然走れない
トボトボ進むと、いよいよ距離表示が5→4→3…と減っていく
本当にもうあとちょっとのはずなのに、もどかしいくらい減っていくのが遅い
進むのが遅いから仕方ないけど、丹後のラストを味わいつくしてると思えばいっか
そしてことしはこれ発見
これ見ると、帰って来たなぁ、とシミジミ思う
画像は借り物
地元の皆さんとハイタッチ
すでにゴールした選手の皆さんともハイタッチ
あぁこの瞬間がスキだ
ようやくアミティが見えてきた
オットはどこにおるんかな?
こゆ時、いっつもタイミング悪いから、どっか行ってるのと違うん?
「Mさん、おかえりなさーぃ」
MCに名前を呼ばれた
きょうも無事に帰って来た
目標タイムはオーバーしてるけどなぁ…
まぁえっか
最終カーブを曲がると
「◯◯!(本名)」
「◯◯!(本名)」
「◯◯!(本名)」
名前を連呼…
え?なに
オット?
(そうです)
急に呼ばれて驚く
(アンタが待っとけと言った)
え?間に合ったの?
(もちろんです)
あとで聞くと、ワシはなんかそーとー勘違いをしてたみたいだが、オットはちゃんとゴール付近で出迎えてくれた
オットにゴールを出迎えてもらうのは初めてで、いろんな感情が吹き出して(もちろん)涙腺崩壊
きょうイチの変顔で
5つめのメダルをいただいたのでした
参戦記 完
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました