アクセス解析を見ていて気づいたこと
はてブロに転居してまだ数日
まだまだ使いこなせてはいないものの、アクセス解析が自動でついてるのがわかった
確かfc2だと、なんか小細工する必要があっって、メンドーだったような…
なーんもしない(初期設定のまま)でアクセス解析が見れるなんてステキ♡
不精な(というか、PCオンチ)のわたしにはありがたき配慮!
さいきん、ブログ村以外からのご訪問客様が徐々に増えてきた感あり
というのも、読者が〇人、というのがわかるんだけど(はてブロID持ってる人限定?)なんしか日々増えてるノダ
なぜ?
よくわからんが、カテゴリ登録したからかな?マナカナ
その読者様ってのが、大学生だったりファッション系のブログ書いてる人だったり…ランナー以外の人が多い(てか、ほとんど)
だ、だいじょうぶか?
走ること(それも100kレースというほとんどの人には興味のない世界)とか、(北)名古屋人の日常とかを勝手に書きなぐってるだけだけど、大丈夫だろうか?
まぁえっか
でね、あることに気がついた
ある日、ある特定のブログを経由してご訪問していただいた方がいたのね
特定のブログというのは
ご本人の許可を得てないのでアレだけど、
アゴヒゲ魔人のお〇っとーさん
で、お優しいことに、わたしのブログが右端の「友達ブログ」のとこにちゃんと載せてあって…
しかも旧タイトルじゃなくて、ちゃんと新しいほうの引っ越し先(つまりココ)のリンクが貼ってあるの
コレ見て、感激した!
誰ょ?
見た目が怖い!とか言ってる人は?
あざいお市マラソン2018レポ(スタートまで) - だ☆もんですから!!
わたしは
細ゃか~なご配慮のある、やさすぃおっ〇ーさんに感激したのでした
さいごまでご覧いただき、ありがとうございます
丹後ウルトラ2018 良かったことダメだったこと
参戦記がゴールまで書けて満足満足…
…でもね、ここまでだと「やりっぱなし」なんだよね
良かったこと悪かったことをちゃんと洗い出し、検討し、生かしていかないと、次につながらないから
つ つぎ?
あるのか?
笑
*****
《良かったこと》
〇 計画的な補給
10kごとにBCAA、20kごとにBCAA+グルタミンを補給
さらに糖質として10kごとにジェルを1本準備した
ジェルはエイドでの補給状態によって柔軟に変更
終盤までバナナを食べることができたので、ジェルの消費は結局5本だった
エネルギー切れを感じることはなかったし、わたしの場合、ウルトラでは胃の内容量の30%程度満たされた状態が一番走りやすいので、その状態が維持できるような補給ができた
〇 暑さに強かった
この日の最高気温は28°(yahoo天気による)
31°だったという情報もある
終日曇りだと思っていたのに日差しを感じる時間帯も多くて汗をたくさんかいた
でも暑さに強いのでさほどさほど苦にならず
真夏の暑い中、練習した成果が(多少)でた
ただし過去の経験上、34°以上はアウト!
秋ウルトラで34°はないかな?まなかな
〇 30kまで理想的
およそ30k地点の第1関門をまずは開始から3時間10分経過の7時40分に通過することを重視していた
今回はここを7時34分で通過
30kまでのレース展開は理想的だった
〇 コースが把握できてる
まぁ、5回目ともなると、ね
次はここ行って、あそこ行って、というのが(さすがにモノ覚えが悪いわたしでも)わかる
そうなると、見たこともない坂や予想外のトンネルにとまどうことがない
さらに、コース上のキレイなトイレの位置が把握できてること
ここ重要
このトイレをスルーしても、次はあそこがある。計画的にトイレ(?)ができる
女子にとってキレイなトイレは死活問題なんです(大げさ)
〇 必要荷物が厳選されてきた
以前チャレ富士では容量10kgのザックを背負い、いろんな荷物を詰め込んで走ったこともあったっけ(トレイルでもないのに)
レインパーカ、から揚げ、饅頭、ソイジョイも持ってた…
今は、レース中になにが必要でなにが不要かの判断ができたため、荷物が厳選されてきたように思う
荷物預けも弥栄庁舎の1ケ所で必要十分
シューズやウェアを途中で替えたりもしないので、ドロップバッグがスッカスカだった
〇 エントリすること自体が暑い時期のモチベーション維持
ことしのように、クッソ暑い中練習するにはそれなりのモチベーションが必要
わたしの場合「速くなりたい」とか「持久力維持~」とか柔らかくてふわっとした目標では走る動機づけにはならんのじゃ(ゴルァ)
やっぱり秋ウルトラをエントリしていると、クッソ暑い中でも走らざるをえず、結果として走り続けることの動機づけとなっている
あら、あなた。ヤセるために走り始めたのでは?
そりゃそーなんだろうけど、それだけだと、意志がヨワヨワなのでサボってしまいがちなのだ…
《悪かったこと》
〇 坂がダメ
もぅね。坂のダメダメっぷりがハンパなかった
実を言うと、7月8月はトレッドミルでの練習が中心で、坂トレがほとんどできてない
坂は嫌いではないし、なんとかなるっしょ、と思っていたが、これが大誤算
復路の七竜峠から碇高原の坂は、からっきし走れずダメダメだった
当然のごとく、ペースダウンの原因となった
〇 50k以降の大幅ペースダウン
前半5時間半、後半7時間…
後半、遅スギですゃん…
後半をせめて前半+1時間で走らないと…
〇 暑さ対策不足
「暑さに強い」という項目と相反すると思われるが、強いというのと対策不足はもろ刃の剣
暑さに強いぜ!と調子こいてるあまり、暑さ対策は手抜きほうだい
以前、暑さ対策として購入した日本兵キャップ、アレのひらひら部分が洗濯してからどっかいっちゃったんだよなぁー
どっかに仕舞い込んだみたいで見つからない
今回も、アレの必要性にはうすうす気づいてはいたものの「ま、いっか」とテキトーに考えてしまったのだった
あと、後半はネッククーラーにボトルの水をかけ、首筋を冷やすようにしたんだけど、これはやっぱり序盤からこまめにおこなっておくべきだった
気づいてないけど熱中症もしくは脱水状態(の手前?)だったかもしれない
〇 スマホ持て
軽量化のため、スマホは持たない
途中で自分や他の選手のアプデも見ない
SNSも見ない(キリッ)
これはコレで「ひとりウルトラの世界にどっぷり」って感じがして大好きなのだけど、オットが同行してくれてる以上、スマホ携帯は義務かな、と…
結果、ゴールで何時間も待たせることになってしまってしまい、通信手段のない時代ならまだしも、音信不通はダメだわ
使えるモン(スマホね)は使わないと、という気持ちになった
〇 休みの確保
今レース前の8月、休みの許可が下りないかも!の大ピンチ遭遇
てっきり休みを確保したつもりだったが、確認不足だったため確保できてなかったらしい。。。
同僚に頼み込んで休みを交代してもらい、コトなきを得たが、宿→休みの確保はエントリ云々はあとで考えるとして、早期に手を打っておく必要あり、と再考した
《これから》
これからって?
次はあるのか?
万一、来年以降、丹後を走ることになった場合の覚え書き
〇 後半対策
碇高原以降、脚の裏側の筋肉(ハムとかフクラハギ)が張ってしまって、思うように走れなかったことでペースダウン
カフェインでは爆発的な回復はせず(アタリマエ)
こうなると、後半も走りきれる脚筋力が必要となってくる
50kから先の筋力向上って…50k以上の走りこみ?マジカ
もしくは2日つづけてのロング走か?マジカヨ
もしくは脚筋を筋トレで追い込んでからの~ロング走?
トレッドミルだけで、ある程度までなら走れる(今回実証)
それ以上をとなると、坂を含んだ超長距離走が必要となりそうだなぁ
(遠い目)
フルのシーズン中であっても数回、遊びのようなマラニックでもいいからロング走をやってウルトラ筋の養成をしたい
冬でもウルトラに向けて貯筋にハゲむ!
丹後は、開催時期が9月なので暑い時期のトレーニングを必要とするものの、比較的タイムの出やすいコースと思う
(個人の感想です)
イメージだと…
野辺山>>>>>飛騨高山>丹後
かなぁ…
9月の暑い時期に、野辺山や飛騨高山を走ったら…それこそ…死ぬわ…
そこで、丹後で目指したいタイムが(実は)ある
目標は100kトータルでキロ7で走ること
すると、ゴールタイムが11時間40分
ゆ、ゆめのようですな
ガンバロ
〇 タイタンについて
べ、べつにね
タイタンなんてね、
最初っから目標としてきたわけでなし
結果として、5回完走と言う結果はある
あと…のこり5回かぁ
タイタンとして走れるのは(最短で)11回目だから、〇歳だね!
疑いようもなく、エェ歳だね!
それまで100kレースを走り続けることができたら…これまで、なにひとつ自慢できない人生を送っとるけど…
多少は誇りをもてるのかな
そのためには…まずは6回目を…がんばるカモです
さいごまで読んでいただき、ありがとうございます
2018丹後ウルトラ 参戦記5〔第4関門 丹後庁舎からゴールまで〕
丹後庁舎に到着したとこから
〔ラップ81k~90k〕1:25:36
丹後庁舎到着が午後2時半ころ
最終関門をクリアして、あと残り15kで4時間ある
ここで完走を確信
野辺山だとまだまだ油断できないと思うが、コースを把握できている丹後なら大丈夫
丹後庁舎ではつみれ汁をいただいた
いつもなら大好きな魚のすり身だけど、なんか魚の匂いがキツく感じられたので具の部分はいただかず、ネギとお汁だけいただいた
味覚が変化してるのかなぁ
ウルトラ川柳を一句、と(途中まで)考えてたけど、退化したアホ脳ではなんも思いつかない
(残念)
60kの部と合流すると、見栄と意地パワーがブーストされる
ワシなんてさぁ、40kくらい余分に走ってんの
わかるぅ?
(意地くそ悪い)
軽快に(自分比)60kランナーを抜き去ってはみるものの、すぐに抜き返されてはヘコむを繰り返す
でもね、丹後は終盤60k選手とずーっと一緒だから心強いと思うんだわ
共にゴールを目指す戦友というか
飛騨高山だと、一瞬一緒のコースを走るんだけど、すぐに100kの部は切り離されラスボス峠に誘導されてしまうんだよなぁ
そんなことをブツブツ考えていたら、ヘヘッと思い出し笑い
周りのランナーが引いてた(気がスル)
のそのそ走ってる激遅ランナーが、へへっと笑ってたら、そら怖いと思いますわ
間人(たいざ)の街に入ってきた
間人の街は応援の人が多いし、それなりに大きな街なのでもうじきゴールかと勘違いしがちだが、再度海岸線沿いのルートに連れ戻されるからまだまだ気を抜いていてはいけない
軒先のおばーさんが懸命に応援してくれる姿にまたまたナミダが…(略)
〔ラップ91k~ゴール〕1:19:55
90k越えたし、そろそろオットはアミティに向かってくれたかなぁ♬
(とっくに着いてます)
夫婦だから、いちいち言葉で伝えなくてもワシの位置くらいわかるよね♬
(絶対に伝わりません)
三津ロードパークエイドでは、おしるこをいただいた
あんこが甘くてうま〜ぃ
あんこの国(ナゴヤ地方)から来たワシとしては、もっとあずきばっかしドンブリ一杯食べたいと思った
あくまでイメージ
あんこはダンゼンつぶあん派!
固形物がとれてるから、きょうも大丈夫、そう思った
ゴール後、なぜかキツイ吐き気に見舞われるわけだが…
琴引浜まで戻ってきた
日差しがいつのまにか夕方っぽくなっている
晴れて良かったとココロから思った
2年前なんて、この区間は豪雨のイメージしかない
暑いなんて文句言ってたら、バチあたりそう
今までマラソン大会なんて、開催されて当たり前だと思っていた
それが、去年の開催中止を経験し「そゆこともあるんだ」と悟った
1年の丹後ロスを乗り越え、ようやくここまで帰ってきた
走れるだけで幸せ
走らせてもらえることに感謝せねば
本日3回目の浅茂川漁港を右手に見て、左に折れたらラスボス坂だ
飛騨高山のラスボス峠とは規模も距離も全然違い、標高差も100㍍未満に違いないのだが、この最後の坂が全然走れない
トボトボ進むと、いよいよ距離表示が5→4→3…と減っていく
本当にもうあとちょっとのはずなのに、もどかしいくらい減っていくのが遅い
進むのが遅いから仕方ないけど、丹後のラストを味わいつくしてると思えばいっか
そしてことしはこれ発見
これ見ると、帰って来たなぁ、とシミジミ思う
画像は借り物
地元の皆さんとハイタッチ
すでにゴールした選手の皆さんともハイタッチ
あぁこの瞬間がスキだ
ようやくアミティが見えてきた
オットはどこにおるんかな?
こゆ時、いっつもタイミング悪いから、どっか行ってるのと違うん?
「Mさん、おかえりなさーぃ」
MCに名前を呼ばれた
きょうも無事に帰って来た
目標タイムはオーバーしてるけどなぁ…
まぁえっか
最終カーブを曲がると
「◯◯!(本名)」
「◯◯!(本名)」
「◯◯!(本名)」
名前を連呼…
え?なに
オット?
(そうです)
急に呼ばれて驚く
(アンタが待っとけと言った)
え?間に合ったの?
(もちろんです)
あとで聞くと、ワシはなんかそーとー勘違いをしてたみたいだが、オットはちゃんとゴール付近で出迎えてくれた
オットにゴールを出迎えてもらうのは初めてで、いろんな感情が吹き出して(もちろん)涙腺崩壊
きょうイチの変顔で
5つめのメダルをいただいたのでした
参戦記 完
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
2018丹後ウルトラ 参戦記4〔第3関門 碇高原管理事務所から第4関門 丹後庁舎まで〕
70kの通過がスタートからおよそ8時間半
午後1時ころ
〔ラップ71k~80k〕1:14:45
今回、碇高原にはドロップバッグを預けなかった
これは、今回はじめての試み
弥栄庁舎から碇高原まで距離にしたら20k弱だし、弥栄でしっかり荷物の補充ができたら碇は不要じゃね?と思ったのだ
実際、飛騨高山では100kの部でも荷物預けが丹生川支所の1ケ所だけだし
荷物があると、どうしてもアレ見たりコレしたり…と時間を使ってしまいがち
なので時間短縮のためにも、碇の荷物預けは「最初っからないもの」として今回は臨んだ
荷物を素早く出すためゼッケンを確認していたボランティアさんに「荷物ありませーん」と大きな声で伝え、そのまま飲食コーナーへ
確かここだった覚えだけど、そうめんが提供されてた
それが、なんか、山盛りになってんの
あくまでイメージ
残すと叱られると思ったし、全部はとても食べれそうにない量にみえたので、
ワシ:「食べられないので、半分でいいんですけど…」
と、切り出すと…
ボラ:「いいのいいの。食べれるだけ食べてって」
マジかっ
ここでも地元の方の優しさに触れ涙腺崩壊
自分から沁みでた塩味の効いたそうめんをすすったのでした
ここからおよそ10kは直線的な下り
脚の裏側の筋肉がガッチガチに固まって言うことを聞かない
それと、足裏のマメも痛い
せっかくの下りなのに、まったくペースが上がらない
下りで歩いてしまうのもモッタイナイのでゆるゆると下っていく
この下りで、さらに足マメが育った感触があった
ここで思いついた、ひとつの妙案
ワシって賢い!
いつもマメができたら針で穴あけて潰すよね
↓
中の液体を出してしまえば、かなり痛みは軽減できるよね
↓
そうだ。液体がたまって圧迫するから痛いんだ
↓
じゃぁ、潰して水を出したらエェやん
そうひらめいた
これでラクになれる、そう思った
次に、なんとか走りながらマメをつぶす方策は…
あった!
これしかない
ここまでマメのできた痛いほうの足(左)にはできるだけ負担をかけないようそろりそろりと走ってきたが、爆発的な力を一気に加えたらその圧力で穴があいて水が排出されるんじゃね?
靴下は多少濡れるかもしれんけど、この際痛みをとるほうが先決だ
下りの勢いを使い、渾身の力を振り絞って左足をおもいっきり踏み込んだ
えい!
結局、マメは破裂するどころか、かえってその圧力により面積が拡大化しただけで、問題解決には至らず、むしろ痛みが増幅したのでした
よく考えたら、ね
足の裏に体重がかかり摩擦が発生し続けた結果、こぅなったんだからさ
足の裏踏んづけたって、マメが破裂するはずないよね
ただ痛い思いするだけですガナ
ふつうの思考回路ならすぐに思いつきそうなモンだが、食べることと走ること以外は退化したウルトラ脳だと正常な判断もままならない
よ、よけいなことは、もぅしない…
できるだけ、マメを悪化させない方向でゴールまで共存しようと思った
縦貫林道左待避所エイドは、元気なおば様ボランティアが活動しているエイド
ボラ:「ぐわ来た、ぐわ♡アンタ3人目かいな?知らんけど」
知らんてなんやー(笑)
ことしも歓待してもらって元気出ました
淡々と下って海岸線に出た
筆石エイドでバナナを食べていると、ひとりのおば様ボランティアがわざわざテントの外に出てきた
ナンダロウ?
ボラ:「この黄色いTシャツ、毎年来てくれてる人たちやなぁ。ありがとなぁ~」
ガシガシ(握手)
え?そんな~アリガトだなんて
覚えてくれてるんだなぁ
こんな大勢の選手が通るのに
「こちらこそ、毎年ありがとうございます」
嬉しくてここでも涙腺崩壊
…というか、後半にいたっては…
だれやねんとハイタッチして泣
ロボ子さんが車で応援してくれて泣
去年の大会中止を思い出して泣
キレイな海岸線が見えては泣
…いちいち泣いてたのでペースが上がらなかった
(言い訳)
この辺りで本格的に暑さを感じ(遅)、氷のあったエイドでは氷をもらって手に持って走った
首を冷やしたり手のひらを洗ったり
ちょっと暑さに気がつくのが遅スギた感あり
80k通過が午後2時15分ころ
つまりオットがアミティに到着したころ、ワシはゴールまでまだ20k以上の、屏風岩のあたりをウロウロしていたのでした
続きます
2018丹後ウルトラ 参戦記3〔第2関門 弥栄庁舎から第3関門 碇高原管理事務所まで〕
弥栄庁舎に到着したとこから
〔ラップ51k~60k〕1:14:07
50kの通過がおよそ5時間半
ほぼ予定どおり
…なんだけど、七竜峠復路の下りでできた足裏のマメが平地区間で確実に育ったようで、もはや無視できるレベルではなかった
着地を変えたり、右足で踏ん張ってみたり…
いろいろ試してはみるものの、根本的な解決には至らず
あぁこのままゴールまで心中しろってことね
悟ったのでした
弥栄では補給→荷物受取の流れになっているけど、個人的にはこの逆のほうがいいかなぁ
そうは言っても仕方ないので、まずは補給
ばら寿司をいただく
…が、半分ほどしか食べられなかった
糖質が不足しないよう、ジェルを流し込む
ぶどうが最高においしかった!
ちょっと暑さが気になり始めたので、かぶり水コーナーへ
かぶり水といっても、メガネに水滴がつくと不快なので絶対に頭からかぶったりしない
ひしゃくに水を汲んで左右両方の手のひらに水をかけ、ザザーと汗を流すだけでOK
わたしの温度センサーは手のひらにあるので、これを冷やすだけで体温を下げる効果がある(タブン)
荷物受取コーナーへ移動して、預けた袋を受け取る
ボランティアさんの絶妙な連携のおかげで、ものの数秒で荷物が出てきた
ありがたいことです
ここに預けておいた荷物は、補充用のジェル、アミノ酸、タオル、のみ
タオルで頭をガシガシ拭いて、洗った手のひらの水分をしっかり拭き取ったらハイできあがり
以前、飛騨高山ウルトラで、せっかく準備しておいたジェル類をなんの考えもなしに置き去りにして出発した結果、あやうくハンガーノックになりかけた苦い経験がよみがえる
ジェルの入れ替え完了、さぁ出発
大エイドにも関わらず、滞在時間は5分~10分以内と思う
60kの部と分岐して、いよいよ碇高原へ向かう
50kを越えた途端、一気に走れなくなる
ゆるい斜面は走ろうと思うものの、脚が思うように動かない
くっそー
暑いことに気づいたもんだから(今さら)思ったように走れない
脚の裏側(ハムとか)が張って痛い
すでに筋肉痛がキテる
なんとかだましだまし、ゆっくりゆっくり上っていく
だれやねんとか、ちょーみんさんとか、仲間の応援が身に染みる
こんなトコでうだうだ時間つかってる場合じゃない
オットも待ってるハズだし
(オット:「待ってま~す」)
そういゃ、前にこのあたりで抜きつぬかれつのバトルをしたなぁ
2015年か?
この年はたしかワシが勝利したんだよなぁ
次の年の飛騨高山は、完敗だったなぁ
(註:疲れてくると一人称がワシになります)
フルやハーフではまったく歯が立たないものの、ウルトラの土俵ならそこそこいい勝負ができる(と思っている)
またバトルしましょう!ぜったいですよ!
それまでウルトラやめずに待ってますから!えいたろうさん!!
〔ラップ61k~70k〕1:23:50
これまで、ほぼ正確無比の数値を刻んでいたガーミンだったが、シェルター風のトンネル(通称カブトンネル)を通過したころ、距離表示に異変が
その誤差約500㍍くらい
個体差があるかもだけど、ワシのガーミンちゃんはトンネルに弱いんだよなぁ
吉野エイドを越えると本格的な上り開始
ここは全く走れなかった
トボトボ歩く
6月の飛騨高山で、カフェインをとったら気分悪くなった(気がする)ので、今回は我慢していた(でも2錠持ってた)
人間、ヒマになるとあれこれ考えてしまう
カフェインかぁ~シャキッとするかなぁ~いっちょ飲んでみるか!
…ということで、1錠飲んだ
ん?んんん?
効いた(気がスル)
縦貫林道合流手前エイドを越えたら下りなので、ゆるゆると走りだす
脚の裏側の痛みが和らいだ(気がスル)
ウルトラでは、この気がするってのがだいじ
それで自分を鼓舞して前に進むしかない(だってまだ30k以上ある)
70kの通過が午後1時ころ
予定より遅れ始めた
碇高原手前のログハウス風トイレにin
ここはキレイだし紙もあっておすすめ
冷たい水で手を洗いながら
「遅れてるって言っても、碇高原まで来たじゃん。ワシスゲー。あとチョット!」
となぜか前向きになれた
続きます
2018丹後ウルトラ 参戦記2 〔第1関門 海山園から第2関門 弥栄庁舎まで〕
海山園を通過したとこから
〔ラップ31k~40k〕1:10:40
海山園ってね、ずーっと気になってたけど、高齢者総合福祉施設なんだって
読み方はね、うみやまえんではなく「かいざんえん」だって。ふ~ん
(どーでもいい情報)
わたしは、丹後を完走するうえで一番重要なのは30kをいかに通過するかだと考えている
今回は30kを3時間4分で通過
予定では3時間10分だったので出来スギ
時計を見て安心したのか、ここでチョット気が抜けた気がする
まだ復路の七竜峠すら越えてないのに…距離の半分も進んでないのに…
小天橋と浜詰駐車場の常設トイレも華麗にスルー
ここを越えたら復路の七竜峠の本格的な上りが始まる
このたった4kが長くキツイ
途中の上りでついに歩きがはいる
歩き続けるとクセになると思い、歩く走るを繰り返す
胸いっぱいに空気を吸ってはいて、ゼィゼィ必死に頂上をめざす
その空気に牛のかおりを感じたら上りも間もなく終了だ
頂上手前、日光がバンバンに当たっていかにも暑そうな場所に、えらく繁盛している私設エイドがあった
「ごえ家」
え?まさかコレがごえもんさんの出してるエイド?
丹後前、あまり村のブログを読んでなかったことと、ごえもんさん自身に直接お会いしたことがなかったことから、実は勝手にこんなイメージを抱いていた…
まずは…こんな感じか…
もしくは…こんな感じ。
ぜんぜん違った(アタリマエ)
なんかシュッとしたアゴヒゲのおにぃさんが忙しく飲み物をコップに注いでいた
わたしは昔から「アゴヒゲのある人物には要注意」という教えを受けていて(なんの宗教?)、チョット警戒しつつもそのテントに近寄ると、なんと広島でしわいウルトラを走ってると思っていたジャイ子まで忙しそうに働いておる!
内心、わたしは「ちょ、ジャイ子、気を付けて!アゴにヒゲのあるひとには注意しろって言ったじゃん!(言ってない)」と叫んだ
アゴにヒゲなんか生やかしてる人は、悪人に違いない
(個人の感想です)
そんなことはつゆ知らずの様子のジャイ子、「オレンジ飲む~?」と明るく働いている
わたしは疑念に満ちた視線をごえもんさんにチラと投げながらも「オレンジジュースくださーい」(飲むんかい)と元気よく言った
キュンと冷えたそれは大好きなポンジュースだった
安心しきった様子で忙しく働くジャイ子を眺めてると、ジャイ子がここまでココロ許せる人ならごえさんというお方はアゴヒゲあっても実は悪い人じゃないかも、と思いはじめた(早)
そして、ハッピーターン食べる?と聞かれた
ハッピーターンは大好きだ
あの塩気の効いた、魔法の粉が全面にまぶしてあるせんべ
でも、このタイミングで口ン中の水分をぜんぶ持ってかれるハッピーターンをおすすめされる理由がこのときはまったく理解できてなかった
ポンジュースをゴキュゴキュ飲み干して、元気にお礼を言ったら再スタート!
濃いポンジュースで元気出ました!
アゴヒゲ教の勘違い?
ごえさんて、実はいい人かも(現金)
今度、ごえさんに直接お礼を言いたいです
復路の七竜峠の頂上エイド到着
ここから浅茂川漁港までは下り
調子よく下っていると(自分比)、足裏にわずかではあるが異変を感じた
足つめが黒くなるのとは違うアレ…
まさか…マメできた~(泣)
まだまだ小さいサイズなので(楽観的予測)耐えるしかない
〔ラップ41k~50k〕1:14:07
フルの通過がおよそ4時間半
いつぞやの京都マラソンより速いくらいだからウルトラでは御の字
浅茂川漁港エイド手前の横断幕を見て元気だす
このエイドではうどんが提供される
…が、半分ほどしか食べられなかった
まさかの胃腸トラブル?
そんな恐怖を押し込めるように、ジェルとアミノ酸を注入した
波打ち際を走る琴引浜。コース右手に常設トイレがある
ここは以前使ったかな?うろ覚えだけど
「公衆便所」という表記に一抹の不安を覚え、スルーした
実はここをスルーしても数百㍍進んだ先の左手にキレイな常設トイレがある
ちょっと見つけにくいが、ちゃんと紙もあっておすすめ
ここでレース始まって1回目のトイレ
ふぅぅ。落ち着く(違)
今さら気がついたけど、Tシャツからボトルポーチから、身に着けてるものがすべて汗でビチャビチャになってますガナ
きょうって、暑いのか?(今さら)
暑さに比較的つよいわたしは50k近くまで暑さに気づかず進んできたのでした
(幸せなヤツ)
三本松を越えたらお待ちかねのはてな食堂
ここで恒例のアレ…
かおりんさんのスカートめくり♡
きゃー嬉しす(註:ワシは女子です)
タイツのとこにメッセージも書いてあって大満足
ちなみに、写真だとわからないと思うけど、キャップに貼ってある反射シールには
「がんばろうAtaro」って書いてある
なんか、カオナシがドリンクを冷やしたりアレしたりコレしたり熱心に仕事してる
こんな勤勉なカオナシってダレ?
…! 直ぐにじぇーてぃーさんってわかりました
遠くからありがとうございます
ストラトさんは来年こそこっち側でリベンジね
奥様、はじめまして。ロクにご挨拶もできず申し訳ありません
秘密兵器さんの笑顔はみんなを幸せにします
ちょーみんさん、実はいつも読んでます
職場のグチネタがとくに大好きです(笑)
奥様も、いつもありがとうございます
冷え冷えのパイン、バクバク食ってスミマセン
ロボ子さんアリガト…(涙)
あぁ。50kも走りゃ、そら涙もろくもなりますよ
(アンタだけだわ)
半泣きではてな食堂を後にしたのでした
続きます
2018丹後ウルトラ 参戦記1 〔スタートから第1関門 海山園まで〕
(いきなりスタートから)
〔ラップ 0~10k〕01:03:04
直前でスタート位置が変更になったものの、特に混乱なし
数年前のような、はるな愛の見送りもなし
トイレは2回済ませたし、起きてからの食事もバッチリ
0kエイドで本日1本目のバナナを食べ、アミノ酸を補給
アン姉さんによる妨害工作もないし、言い訳できそうな要素は今回に限って少ない
スタートブロックはとくに決まってないので中盤からのスタート
坂本さん恒例、「完走するぞ~」を元気に唱和して、いよいよスタート
スタートマットを踏むまでのロスはおよそ1分だった
今までで一番緊張感がなく穏やかなスタートだった
早朝、網野の街を進む
4時半スタートなのに、沿道で応援してくださる人がたくさんいるのにはいつも頭が下がる
できるだけ応援の人には笑顔で応える、は今回も守ろうと思った
ザッザッとシューズの音だけが響く真っ暗な中での序盤戦
当然脚がフレッシュだし混雑して走りづらいのでペースを上げて走りたくもなるが、すぐ七竜峠の上りが始まるのでここはじっくりじっくりと言い聞かせた
往路の七竜峠は歩いてるような速度でも走って上り、体調やペースを確認するつもりだった
1段目の上りは余裕をもってクリア
最初のエイドは華麗にスルー(ここだけ)
手持ちのボトルには半分ほどスポドリが入れてある
練習でこまめに水分をとった時ほど調子がよかったので、今回は2kごとに最低でもひと口の水分をとるつもりだった
ところが…3.2kのエイドまで来て、まだひと口も飲んでないですやん
いかんいかん。平常心平常心
やっぱり2年ぶりの丹後で多少きもちが高ぶっているのかな?
磯のエイドを越えたらいよいよ本格的な上り開始
ペースは無理に上げず(上がらず)ゆっくりゆっくり進む
これまでの大会では、コースわきの退避路で用を足す男性ランナーがあとを絶たなかったが、ガードレールが新設され、車のライトを照らして待機する係員が配置されたことでそんな不心得ランナーが激減したように思う
物理的にガードレールでランナーが入れないようにし(隙間はある)、ライトで照らして視認性をよくすれば、道ばたで用を足そうとするずーずーしいランナーもおらんわな…と思っていると
いた。コースわきの山肌に張りつくようにして、男ランナーふたりが立ちションしているのを発見
ここでわたしは勇気をだしてアレをやることにした
隠れミッション、立ちションバスターズ!
ここで大切なことは、「今まさにやってます」って対象にのみ声をかけること
「今からやりそう」「もう終わって出てきました」というランナーに声掛けしたところで、そんなつもりはない、とか今してきたわけではない、と言い逃れをされるからだ
ランパン下げて、言い訳できない態勢になってる男ランナーたちに向かって
「こんなところで用をたして、恥ずかしいわ!」
一喝
立ちションバスターズのミッション完了
むむっ。恥ずかしくないんか!と言うつもりが、チョット間違えた
恥ずかしいわ、だと「わたし、見てて恥ずかしいわ♡」の意になると違うん?
こんなトコでしちゃいやん♡、みたいな
違う違う。
わたしの言いたいのはね、こんなところでシッコして地元の人に恥ずかしくないんか、ということね(モチロン)
そんなことをブツブツ考え、注意したランナーから逃げるように(逃げんでもエエ)、すこしペースを上げた
はじめて立ちションバスターズになった時(飛騨高山ウルトラだった覚え)は、そーとー緊張したもんだが、今となってはすぐ行動できるようになった
成長したもんです(ウム)
汗もどんどん出てきて体温調節もできてる模様
2段目の上り…ヘアピンが続く…
きっつ…ダ、大丈夫か?きょう…
すでに不安になった
エッホエッホ上ったら展望台エイド到着
ここのエイドはランナーがまだバラケきれておらず、いつも混雑していて食べ物飲み物に群がるランナーでごった返している
スポドリを一杯…と思ったら男ランナーに小突き飛ばされた
んもー。ウィメンズならこんなことないんだけどな(ブツブツ)
なんとかスポドリを1杯いただいて即スタート
順調に下って10kの計測マットを踏む
〔ラップ 11k~20k〕0:58:33
この10kが今大会の最速ラップ
夕日ケ浦の温泉街に入り、tenkoさんを見つけてハイタッチ!
横断旗を見て元気注入
このあたりの地形、なんだか久しぶりだなぁ~と感傷に浸っていると…
ロボ子さん発見!
なんで~ロボ子さんがここにおるの~?
丹後の前週、白山白川郷のアプデをひそかに追いかけてひそかに応援してたのだけど、メッセージを送ると(返事したりなんかしたり)面倒かなぁと思って、黙っていたのでした
そのロボ子さんが目の前におる!
嬉しくて、もぅこの時点で(チョット)泣いた
ありがとう。ロボ子さん
やっぱり行動しないと気持ちは伝わらないね
ロボ子さんの行動力には感動するよ
これからはきちんと気持ちの伝えられる人になる!
そんな思いでロボ子さんとハイタッチ!
くみはまSANKAIKANの常設トイレは華麗にスルー
梨をひと切れいただいたら、とても甘くて元気出た
〔ラップ 21k~30k〕1:02:53
磯部神社のエイド通過
数年前の丹後では、たーはるきよパパさんがトイレに並んでたなぁ
パパさん、奥三河パワトレ専属選手だからもう丹後に来ないのかなぁ
60kスタート付近でやまちゃんと秘密兵器さんの応援を受ける
まだまだ元気!
手を振ってあいさつ
実は秘密兵器さんのキャラが好き
このあたりだったか、私設の梨エイドがあって、おかーさんが次々とむいてくれてた
この梨がまた甘くて梨汁たっぷり!
甘みが沁みるということは糖質が不足してるのかな?
梨エイドを過ぎると、道ばたに梨の芯がたくさん捨てられていた
せっかくの地元の皆さんの好意をアダで返すんじゃねぇょ!
立ちションバスターズに続いて梨バスターズもやりたかったが、目の前でゴミ捨てる対象がいなかったのでできなかった(残念)
第一関門の海山園到着は7:30ころ。ここまでおよそ3時間くらい
予定どおりでした
続きます