2018丹後ウルトラ 参戦記3〔第2関門 弥栄庁舎から第3関門 碇高原管理事務所まで〕
弥栄庁舎に到着したとこから
〔ラップ51k~60k〕1:14:07
50kの通過がおよそ5時間半
ほぼ予定どおり
…なんだけど、七竜峠復路の下りでできた足裏のマメが平地区間で確実に育ったようで、もはや無視できるレベルではなかった
着地を変えたり、右足で踏ん張ってみたり…
いろいろ試してはみるものの、根本的な解決には至らず
あぁこのままゴールまで心中しろってことね
悟ったのでした
弥栄では補給→荷物受取の流れになっているけど、個人的にはこの逆のほうがいいかなぁ
そうは言っても仕方ないので、まずは補給
ばら寿司をいただく
…が、半分ほどしか食べられなかった
糖質が不足しないよう、ジェルを流し込む
ぶどうが最高においしかった!
ちょっと暑さが気になり始めたので、かぶり水コーナーへ
かぶり水といっても、メガネに水滴がつくと不快なので絶対に頭からかぶったりしない
ひしゃくに水を汲んで左右両方の手のひらに水をかけ、ザザーと汗を流すだけでOK
わたしの温度センサーは手のひらにあるので、これを冷やすだけで体温を下げる効果がある(タブン)
荷物受取コーナーへ移動して、預けた袋を受け取る
ボランティアさんの絶妙な連携のおかげで、ものの数秒で荷物が出てきた
ありがたいことです
ここに預けておいた荷物は、補充用のジェル、アミノ酸、タオル、のみ
タオルで頭をガシガシ拭いて、洗った手のひらの水分をしっかり拭き取ったらハイできあがり
以前、飛騨高山ウルトラで、せっかく準備しておいたジェル類をなんの考えもなしに置き去りにして出発した結果、あやうくハンガーノックになりかけた苦い経験がよみがえる
ジェルの入れ替え完了、さぁ出発
大エイドにも関わらず、滞在時間は5分~10分以内と思う
60kの部と分岐して、いよいよ碇高原へ向かう
50kを越えた途端、一気に走れなくなる
ゆるい斜面は走ろうと思うものの、脚が思うように動かない
くっそー
暑いことに気づいたもんだから(今さら)思ったように走れない
脚の裏側(ハムとか)が張って痛い
すでに筋肉痛がキテる
なんとかだましだまし、ゆっくりゆっくり上っていく
だれやねんとか、ちょーみんさんとか、仲間の応援が身に染みる
こんなトコでうだうだ時間つかってる場合じゃない
オットも待ってるハズだし
(オット:「待ってま~す」)
そういゃ、前にこのあたりで抜きつぬかれつのバトルをしたなぁ
2015年か?
この年はたしかワシが勝利したんだよなぁ
次の年の飛騨高山は、完敗だったなぁ
(註:疲れてくると一人称がワシになります)
フルやハーフではまったく歯が立たないものの、ウルトラの土俵ならそこそこいい勝負ができる(と思っている)
またバトルしましょう!ぜったいですよ!
それまでウルトラやめずに待ってますから!えいたろうさん!!
〔ラップ61k~70k〕1:23:50
これまで、ほぼ正確無比の数値を刻んでいたガーミンだったが、シェルター風のトンネル(通称カブトンネル)を通過したころ、距離表示に異変が
その誤差約500㍍くらい
個体差があるかもだけど、ワシのガーミンちゃんはトンネルに弱いんだよなぁ
吉野エイドを越えると本格的な上り開始
ここは全く走れなかった
トボトボ歩く
6月の飛騨高山で、カフェインをとったら気分悪くなった(気がする)ので、今回は我慢していた(でも2錠持ってた)
人間、ヒマになるとあれこれ考えてしまう
カフェインかぁ~シャキッとするかなぁ~いっちょ飲んでみるか!
…ということで、1錠飲んだ
ん?んんん?
効いた(気がスル)
縦貫林道合流手前エイドを越えたら下りなので、ゆるゆると走りだす
脚の裏側の痛みが和らいだ(気がスル)
ウルトラでは、この気がするってのがだいじ
それで自分を鼓舞して前に進むしかない(だってまだ30k以上ある)
70kの通過が午後1時ころ
予定より遅れ始めた
碇高原手前のログハウス風トイレにin
ここはキレイだし紙もあっておすすめ
冷たい水で手を洗いながら
「遅れてるって言っても、碇高原まで来たじゃん。ワシスゲー。あとチョット!」
となぜか前向きになれた
続きます