Mのつれづれ日記

フルやウルトラをぼちぼち走る日常をつづります

俺の丹後ウルトラ 《前編》

 

 

今回、丹後に参戦するMにはじめて同行することになったオット

そんなオットが見た聞いた体験した丹後にまつわるできごとをゴーストライターMが綴ります

 

 

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8月だったかな

俺からMに言ったんだ

「ことしの丹後だけどさ、一緒に行ってあげてもいいよ」

 

まぁ、アレだわ

あくまで、もし。

もしだけども、

アンタが一緒に行って欲しいなら、行ってあげたってもエェんだけどさ、の趣で

 

間違っても「俺も行きたいから、くっ付いてっていい?」ではない

 

長距離の運転も大変だろうし、なにせ丹後ってとこにいっぺん行ってみたい

京都だったよね?

ほら、お寺とか神社好きだし、俺。

え?違う?

あー…ないんだ、清水寺

残念

そのかわり、海があるって

海かぁ。海もいいなぁ

 

丹後は楽しい、っていつもMが言うけど、何が毎回そんな楽しいんだ?

俺も三連休ヒマだし、いっちょ行ってみるか

ひとりで家に居てもつまらんしな

そう思った

 

 

そして当日

3時間くらい高速を運転して京丹後市到着

高速ばかりだから、そう疲れはない

 

そろそろお待ちかねのお昼の時間だね

さて。京都らしい食事をするぞ

京都ってナニ食べたらいいんだっけ?

豆腐?

そぅ言えば調べてないなぁ

 

 

 

 

誘導された店は、まさかの…

 

 

 

来来亭

 

 

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京都風醤油ラーメンね…

まぁ京都っちゃー京都か…

 

本社は滋賀県だって(HPより)

京都らしいはんなり感はないけど、俺ラーメン好きだからまぁいぃや

 

 

食べたらいよいよ受付会場へ行くんだけど、直接車では乗り付けできないんだって

シャトルバス?

俺も乗っていいんだ、フーン

旧型のハイエースが来て、会場まで乗せてくれた

ここがスタート&ゴール会場でもあるらしい

 

会場に入った途端、いかにもって人が目につく

いかにもってのはさ、

日焼してまっ黒で

ヤセてて

シュッとしてていかにも走ってますって、俺とは真逆の体型

 

俺はほら、今だけ0.1tあるからさ

いつもこんなにあるわけじゃないけどさ、最大瞬間風速みたいなもんかな

でも大概の人には負けてないよ

でもさ、俺もあす走る人に見られてたらどーしょ

あの人大丈夫かねぇ、なんて心配してないかな?大会関係の人

大丈夫。俺は走らないから大丈夫だよって胸はって言いたい

 

 

お土産買ったりして3時にホテル着

まだチェックインできないんだね…

 

 

仕方なく喫茶店を探す

 

ない

 

地元名古屋の北のほう地方なら、ちょっと車で走っただけで喫茶店がゴロゴロ見つかるのに、全くない

本当にない

急遽ネットで調べたら大宮インターの近くにあるのがわかって、そこ入った

 

断言すると、ふだんだったら絶対入らないような店構え

回らない寿司屋くらい敷居の高い店だった

 

 

 

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昭和な内装

 

 

俺、アイスコーヒー

M、バナナジュース

 

 

あれ、豆は?

トーストとゆで卵とは言わないけど、おつまみの豆くらいつくでしょ

コーヒーに豆すら付いてこないって、久しぶりだわ

 

京都に来てお寺も見ず柴犬の雑誌読むとは予想外

 

 

 

4時ちょうどにホテルに戻った

ん?

Mは知らない人に話しかけてるけど誰?

丹後に友だちいるって聞いてたけど、その人なのかなぁ…

 

あれ?

また別の人にも話しかけられてるけど…

丹後って、基本走るだけでしょ?

走るだけで、そんな簡単にホイホイ友だちってできるモンなの?

 

わけが分からん俺

 

楽しそうなMが一瞬だけ俺のほうを振り向いて小声で言った

 

M:「ここではわたし、まちゃさんて呼ばれてるからテキトーに合わせて」

俺:「は?まちゃさんてナニ?合わせるってどーすればいぃの?」

(註:オットにはブログのことも村のことも秘してある)

 

 

俺の質問には答えずどんどん仲間(思われる人たち)と打ち解けている

楽しそうだ♫

 

すると突然、

カ:「柔道ですか?」

(註:カブさんである)

 

そのうちのひとりに聞かれたけど、俺は剣道なの

こんな体型だけど剣道家なんだょ

でも突然でびっくりしたなぁ、もぅ。

 

 

そうだそうだ。この人たちが黄色いTシャツの人たち?

でも、ただ走ってるだけで、いつTシャツ作る話まで発展するわけ?

デザインとかどーすんのさ?

 

 

そんな疑問には一切答えてくれない

俺の知らないまちゃさんは幸せそうだ

俺の疑問は膨らむばかり

そっか。

部屋に戻ったらさっそく聞いてみよう

Tシャツのこととか、いろいろ、ね

 

 

 

えっと。

鍵を渡されたんですけど

 

そぅ…だったね

急きょのことだったから…

 

夫婦別々のシングルルーム(爆)

 

 

M:「じゃ、また」

 

 

俺の疑問は解消しないままMは別の階へと去って行った

 

 

 

 

続きます